白ゆき姫殺人事件

この映画は、現代の、当たり前にネットが使える世の中の恐ろしさや人間の孤独や弱さを感じさせられる映画です。

映画の始まりは、菜々緒が演じる美女が惨殺される殺人事件が起こり、ネットでの口コミや噂が先行して、井上真央が演じる城野が犯人に仕立て上げられます。

城野のプライバシーがネットの中で露呈され、彼女はどんどん追い込まれていきます。

城野が追い込まれていく姿が、とてもリアルで、実際の世の中でもこのようにネットやマスコミにより追い込まれて、傷ついている人がたくさんいるのではないかと感じました。

また、本人が知らないところで、その人格を否定されたり批判されることの恐怖を感じました。

また城野の周りにいる人々も、城野のことを心配しているように見えていても、実際は城野は自分より下だと見下して安心感を得ています。

その人間模様はとても切なく、胸が締め付けられました。

単なる殺人事件の犯人を見つけ出すサスペンスではなく、人間の醜く弱い部分が見え、自分の在り方を考えさせられる内容の深い映画です。