「息をするな」ってどういう意味だろう?というのが最初の印象でした。

舞台はアメリカのデトロイト。警備会社を経営する父を持つアレックスの手を借りてセキュリティを解除させ、お金持ちの家を狙っては盗みを働くロッキーとマネー。

3人が次にターゲットとしたのが、娘を交通事故で亡くし、多額の保険金を所有する一人暮らしの盲目の老人。

「音さえ立てなければ大丈夫」と安易に考え忍び込んだ3人ですが、老人には驚きの聴覚と元軍人という並外れた身体能力がありました。

相手が盲目だからこその恐怖、まさしく息をしたらバレてしまうという距離での対峙や動くと気付かれてしまうという緊迫感。

盲目の老人を狙うという卑劣な行為からどのような恐怖が起こるのか最初は予想できませんでしたが、3人の関係性や、老人の過去や秘密が暴かれていく内にどのような結末となるのかぐいぐい引き込まれました。

視覚障害者ならではの敏感さをうまく恐ろしさに変えた作品だと思います。